インターアート7セレクション
ナカバヤシアリサ「絵画に向けてのZ軸」
ナカバヤシアリサ「絵画に向けてのZ軸」
会期｜2023年5月10日(水)～5月21日(日)
時間｜水－金13:00-19:30 土日祝12:00-18:00
休廊日｜月火
ギャラリートーク開催：
5月10日(水)、20日(土) 両日とも17時～ 予約不要・無料
ナカバヤシアリサ (Nakabayashi Arisa)
ステートメント
抽象はより生々しい現実なのか。
絵画なのか滲み（にじみ）なのか。
ナカバヤシはスムースな支持体の上に、オートマティズムと素早いブラシストロークで森や川にも見える滲みのようなものを描く。
道に出ないようにと不自然にカットされた街路樹は誰もその声に耳を傾けてもらえなかった彼女に、庭園を流れる水は人から守られ暗闇を出ることのない彼に、一見すると風景画にも見える絵が生々しい人々のリアルとして表現されている。
そこに描かれたものは、鑑賞者のバックグラウンドや世の中の課題によってたえず変化し、絵画の身体を経験させ他人の痛みを想像させる装置となり得る。
私は幼い頃から日本という国で女性として生きてきて、癒しがたい肉体の苦しみを感じてきた。
その傷を癒すための作業なのか、それとも今助けを求めている人に手を差し伸べるためなのか。
どちらかだけということはないはずだ。そんな自分の世界を物質化する行為は、誰かを理解する術であり、社会との繋がりにもなっている。
1992 東京都新宿区に生まれる
2017 多摩美術大学 美術学部絵画学科 油画専攻 卒業
2018 相模原にある共同スタジオ「LION」加入
2022 相模原にある共同スタジオ「アトリエボイス」で制作中
主な個展：
2023 「A地点から」ビーク585ギャラリー
2022 「流るるところ」GALLERY KTO サブスティテュート
2022 「静かなる森」BankART Under35 2022
2019 「Cross Section Portrait」LAUNCH PAD GALLERY
主なグループ展：
2023 「WHAT CAFÉ EXHIBITION vol.25」WHAT CAFE
2023 「liminal 」Gallery TK2
2023 「＋STA Exhibition」渋谷スクランブルスクエア
2023 「Now You Know!Vol.3」Whimsy Works Gallery
2023 「FACE展 2023」SOMPO美術館
2022 「Idemitsu Art Award展2022」国立新美術館
2022 「100人10」東京ミッドタウン
2021 「超たまたま18」KOGANEI ART SPOT シャトー2F
2020 二人展「見てわかるもの」rusu
2017 「第40回東京五美術大学連合卒業 ・ 修了制作展」国立新美術館
2016 「トーキョーワンダーシード」トーキョーワンダーサイト
2016 「お前らみんな友達じゃない展」DUST BUNNY
2015 「メンヘラ展special」TAV GALLERY
2014 「メンヘラ展2」LE DECO
レジデンス
2019 「BankART AIR 2019」BankART Station
受賞
2022 FACE 2023 入選
2022 Idemitsu Art Award 青木恵美子審査員賞 受賞
2022 100人10 選出
2022 BankART Under35 選出
2016 トーキョーワンダーシード 入選
Gallery TK2
東京都中央区日本橋久松町4－6 杉山ビル4階
都営新宿線馬喰横山駅 A3出口から2分
都営浅草線東日本橋駅 B2出口から3分
JR総武線快速馬喰町駅 1番出口から6分
メトロ日比谷線小伝馬町駅 1番出口から8分
e-Mail info@interart7.com
TEL 03-3527-2226
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JR総武線快速馬喰町駅 1番出口から6分
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